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新竹下合格システム|港町の司法書士受験日記|其の二

司法書士試験への挑戦を主に書いています。 行政書士は2018年に合格し、開業準備中です。

民法・不動産登記法(債権)

26 9月

債権の譲渡

いつもblogをご覧いただきありがとうございます。

明日はとうとう司法書士筆記試験の合格発表ですね!基準点を超えられた方は胃の痛い日々を送ってこられたでしょうが、良い結果となるよう祈っております。

さて、私は不合格組なので、いつも通りに仕事と勉強をしていました。最近簿記の家庭教師の案件が多く取れるようになってきて、勉強が捗りません><。

今回は債権の譲渡について学習しました。

債権の譲渡と契約上の地位の移転の違いは重要でした。債権の譲渡は、債権をその同一性を変えないで他の者に移転することを内容とする契約でした。
これに対して、契約上の地位の移転は、契約の当事者の地位の承継を目的とする契約であり、債権債務だけでなく、取消権や解除権なども移転します。

ちなみに債権譲渡の性質については、譲渡人と譲受人との合意で成立する、諾成・不要式の契約でした。

債権は譲り渡すことができます(民法466条1項本文)。
ただし、例外がよく出題されていました。

債権者の個性と給付内容が密接に結び付く債権と、法律による譲渡禁止はH11-5で出題がありました。

譲渡禁止特約については、H9-5、H11-5、H22-17で出題がありました。

そして最判昭52.3.17は、悪意の者に譲渡された後、債務者が承諾した場合を判示していましたが、このとおりの結論だと、おかしなことになる場合があるので、最判平9.6.5で遡及効の制限をする判例もありました。

対抗要件は、どのテキストにも書いてあることばかりでしたので省略します。

今回はここまで。

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23 9月

保証債務

いつもblogをご覧いただきありがとうございます。こうやってblogを更新するのも一週間ぶりです。

保証債務とは、債務者が債務を履行しない場合に、これに代わって債務者以外の者が負担する債務のことをいいました(民法466条1項)。

ここではまず、物的担保と人的担保の違いを学びました。
人的担保は、保証人の一般財産を目的として設定されるもので、物的担保の不十分な人などに保証は利用されているとのことでした。

そして保証債務の付従性は、試験に真正面から出るとは言わないまでも、考え方としては非常に重要でした。ここでは成立における付従性と、消滅における付従性が重要です。

成立における付従性は、主たる債務が不成立でっあったり、無効・取消しの場合には、保証債務は成立しないというものです。ただし、例外規定として、民法449条がありました。

消滅による付従性とは、弁済等によって主たる債務が消滅した場合には、保証債務も一緒に消滅するというものでした。

また、内容に関する付従性というものもありました。
条文は、民法448条。従たる債務は、主たる債務より重いものであってはなりません。

付従性以外の性質は、他にも随伴性と補充性がありましたが、抵当権で詳しくやるとのことでした。

保証債務には要式性が要求されました。民法446条2項です。これは条文どおり素直に覚えるしかないでしょう。こんな簡単なことですが、平成27-17-アで肢の一つとして聞かれました。

保証債務の効力については、対外的効力・主たる債務者または保証人について生じた事由の効力・保証人の求償権(内部関係)がありました。

…とはいっても、ここからの出題はあまり多くありませんでした。催告の抗弁と検索の抗弁くらいをしっかりと押さえておきました。

求償要件としての保証人にによる通知は、考え方と条文をしっかりと押さえる必要がありました。

特殊な保証としては、連帯保証と共同保証があります。
我が国の保証は、ほとんどが連帯保証です。
保証債務の補充性はありませんので、催告の抗弁と検索の抗弁はありませんでした。



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今回はここまで。

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29 12月

多数当事者の債権債務総説、連帯債務

いつもblogをご覧いただきありがとうございます。

年末からお正月にかけては、講義を受けっぱなしで講義のメモを放置していた債権編を重点的にやろうと思います。もちろん、商法・商業登記法も終わらせなければならないのでちょっと大変です…。

まず確認したのは、多数当事者の債権債務がどのような形で試験に出てくるのかということでした。結論としては、連帯債務と保証債務しか出ないといってよく、その他の条文は肢の一つとして出される程度だということでした。

本試験では以下のことを聞かれるそうです。
・対外的効力
・債権者又は債務者の1人について生じた事由の効果
・内部関係(主に求償関係)

債権総論に入ってからは条文どおりに講義が進んでいくため、今回のテーマでいちばん最初に学習したのは民法427条でした。債権債務の分割主義です。これは話を聞けば「そりゃそうだよな」となりますし、テキストを読んだだけで十分理解できるものでした。

不可分債権は、自動車を買った例を引き合いに出して講義が進みました。いわゆる債権者が複数いる場合に、一人の債権者からでも全部の引渡を請求できるかどうかという問題で、それは可能だということでした。さらにひっくり返して言えば、債務者は一人の債権者に対して全債務を履行する責任を負うということでした。これは平成21-16-アで出題がありました。

不可分債務については、平成21-16-ウ・エで出題があり、根拠は判例で大判大11.11.24でした。

あとは連帯債務に入ります。

連帯債務総説からは直接出題が考えられるところは少なく感じましたが、これから細かいところを理解する上で必要な知識だと思いました。とくに連帯債務者の一人についての相続は、最判昭34.6.19という判例がありました。連帯債務者の一人についての法律行為の無効または取消しは、他の債務者に影響を与えませんでした。

連帯債務の効力については、出題が結構ありました。相対効の原則とその例外、連帯債務の性質上当然に絶対効が生ずるとされる事由などです。

あとは民法が特に絶対効を生ずると規定した事由を個別に覚えていけば問題ありませんでした。

求償関係については、保証債務の場合と比較して出されている問題も多かったので、次回まとめて書こうと思います。

今回はここまで。

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26 11月

詐害行為取消権

いつもblogをご覧いただきありがとうございます。

今回の記事は、スマホの方が見やすいようにテスト的な要素も含んでいます。
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毎週金曜日の夜は、新日本プロレスの「ワールドプロレスリング・リターンズ」を見るので夜が遅いです。いつもは起きる時間なんですが、今日はblogを書いたら寝ます。今回は詐害行為取消権の学習についての記事です。

詐害行為取消権も、意義と趣旨を確認するところから始まりました。
詐害行為取消権とは、債務者がその責任財産を積極的に減少させる場合に、その行為の効力を奪ってしまうことです。

趣旨としては、債権者代位権と同様に債務者の責任財産の保全を目的としました。しかし、詐害行為取消権は、債務者がした法律行為の効力を否定するものであるので、第三者(受益者・転得者)への影響は大きいものでした。

あとは条文確認して、債権者代位権の学習と同じように、判例覚えてくださいで結構なんですが、それではあんまりなので記事を続けます(笑)
被保全債権は金銭債権に限られましたが、特定債権が金銭債権に変形した場合の「変じて金銭債権」意味は非常に重要でした。

あとは取消権の行使に進んでしまいますが、詐害行為に該当するかどうかの認定はとても難しいので、必ず裁判所に請求してしなければなりませんでした(民424-Ⅰ本文)
取消権の行使期間と起算点は明確にするように、竹下先生が指摘していました。

今回はここまで。

25 11月

債権者代位権

いつもblogをご覧いただきありがとうございます。

民法は毎日復習しています。
今日は債権者代位権について復習しました!

債権者代位権とは、自己の債権を保全するため必要な場合に、債務者が権利を行使しない財産上の権利を、代わって行使するものでした。
ここでも確認したことは、用語です。
・被保全債権
・被代位債権
・第三債務者
などの言葉がありました。

竹下先生は債権者代位権の意義と機能は覚えておいた方が良いと言われていました。

債権者代位権の機能は、本来、債務者の責任財産を保全し、強制執行の準備手続きとしての機能を有していました。

強制執行について(民事執行法カテゴリの記事へリンク)↓
http://mulala.blog.jp/archives/67273290.html
債務名義などの言葉を知るうえで役に立てばと思います。

債務名義について改めて復習してみると、「債務名義」とは、強制執行によって実現されるべき請求権の存在、範囲を証明する公の文書のことで、確定判決が代表的なものでした(民事執行法22条1号)。

債権者代位権の行使要件は、直前チェックⅠで確認しました。
条文は以下のとおり。

第四百二十三条  債権者は、自己の債権を保全するため、債務者に属する権利を行使することができる。ただし、債務者の一身に専属する権利は、この限りでない。
 債権者は、その債権の期限が到来しない間は、裁判上の代位によらなければ、前項の権利を行使す
ることができない。ただし、保存行為は、この限りでない。


債権保全の必要性とは、債務者の無資力でした。
また、債務者が自ら権利を行使しないこと、債権が原則として履行期にあることも要件の一つでした。

例外として、裁判上の代位と保存行為は履行期前に代位権の行使が認められました。

債権者代位権の目的とならない権利は覚えておいた方が良いそうです。
・一身専属権
・差押えを許さない債権

それ以外の詳細はデュープロセスⅠ参照です。

あとは私が過去問を解いていて個人的に気付いたのは、債権者代位権の出題は大きく2パターンあるということです。
・判例の要旨を問う問題
・詐害行為取消権と比較する問題
です。

とくに、模範六法に載っている判例はデュープロセスと直前チェックでほぼ網羅されており、そのうち半数に出題実績がありました。

詐害行為取消権については次回の民法の記事になります。

今回はここまで。

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プロフィール
港町に生まれ港町に育ちました。私の受験生活はこの街とともにあります。2018年に行政書士試験に合格。
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