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やっとマイナー科目に入る余裕ができました。
今回はしばらく更新していなかった民事訴訟法等のうち、民事執行法です。

まず竹下先生が話されたのは、紛争の観念的解決と事実的解決です。
民事訴訟手続は、紛争を観念的に解決していました。
しかしながら、給付判決が下っても「はいそうですか、じゃあ払いますわ」という人は少数で、事実的解決がないと債権者にとっての本来の満足は得られないということでした。

民事執行の種類には4つがありましたが、試験で重要なのは以下のうち、強制執行と担保権の実行としての競売でした。
・強制執行
・担保権の実行としての競売
・留置権による競売、形式的競売
・債務者の財産の開示

ここで注意しなければならなかったのは、強制執行の一つとしてなされる「強制競売」と、担保権等の担保権の実行による競売としての「任意競売」を区別することでした。
任意競売の「任意」というのは、設定者として自己の不動産等を担保に供したわけで、所有権を失うこともある可能性があったのです。それを踏まえて、所有権を失うことを甘受せざるを得ないという意味で「任意」ということでした。

民事執行法の出題状況については、手続法として午後の部で1問問われます。
過去問を解いてみると、ほとんどが強制執行から出題されていました。

民事執行法の通則については、あまり聞かれることはないとのことでしたが、スタンダード過去問を解いて、デュープロセスの該当箇所にチェックをしていくと、同じところから繰り返し、同じような問題が出題されていました。

ただし、執行抗告と執行異議はそれなりに聞かれていた感じです。
執行抗告と執行異議の異同を確認することが重要でした。
執行抗告は、条文で個別に認められた、特に重要な決定について認められるものでした。
執行異議の対象は、民事執行法11条1項参照でした。

その他民事執行手続きの通則で注意すべき点は、デュープロセスに記載されていました。

そしてここからが強制執行です!

強制執行の一般的開始要件は、当事者の申し立てでした(民執2条)。
そして債務名義の種類と意義をデュープロセスで確認しました。

執行文は、その債務名義によって直ちに強制執行をしてもよいということを証明する文言で、執行文は債務名義の末尾に書いていないと強制執行が出来ないことが注意点です。
重要だったのは、竹下先生が「必ず覚えろ」と言われていた、執行文の付与が不要とされる債務名義3つです。
・少額訴訟における確定判決
・仮執行宣言付少額訴訟の判決
・仮執行宣言付支払督促
です。

あとは、債務名義の送達と、特殊な執行開始要件を確認しました。

今回はここまで。



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